2001年、6月の健康教室
 

 
 
前立腺炎


 
1. 前立腺炎とは
 前立腺は膀胱の直下にあり、男性にしかありません。通常はクルミ位の大きさで、尿道を包むような形をしています。前立腺がバイ菌などにより炎症を起こし前立腺が腫れて、排尿障害等が生じた状態を前立腺炎といいます。
 

2. 前立腺炎が疑われます

尿をしてもまだ残っている感じがする(残尿感)。
尿が近い(頻尿)。
尿が出にくい。
尿をした後尿道にツーンとした感じが残る。
陰のうと肛門の間のあたりになんとなく不快な感じがある。
尿がもれるような感じがする(尿もれ感)。
性欲の減退がある。
精液に血が混じる(下着が汚れる)。
     こんな症状がと思ったら…  

3. 原因は…

 血液中のバイ菌や、尿道、膀胱からのバイ菌の感染によって起こる細菌性のものと、前立腺にバイ菌がないのに前立腺炎の症状を起こす非細菌性のものとがあります。非細菌性のものは、一種のアレルギーや冷えが原因になると言われていますが、精神的な要素も加わり治りにくくなることもあります。
 

4. 診断は…
泌尿器科専門医が、肛門から指を入れて前立腺を触って診断するのですが、前立腺をマッサージして、前立腺液を撮って調べる事もあります。
 

5. 治療は…

抗生剤、抗菌剤、消炎剤、前立腺の腫れを取る植物製剤、漢方薬等の内服が主になります。
ただし、急性の細菌性前立腺炎の場合は高熱が出たり症状がかなりひどくなることもあり、このような時は、抗生剤の注射が必要になります。
抗生剤・抗菌剤消炎剤植物製剤漢方薬
 

6. 気を付けましょう。こんな事が…

●前立腺炎の原因になったり、症状をひどくします。
 
 
前立腺の炎症である前立腺炎は、老人に起こる前立腺肥大症とは異な
り、比較的若い人に起こり易い病気です。 発病には疲労や飲酒など
のほかに、精神的なストレスが影響していることが多いのです。 心
にゆとりをもって、からだに無理させないことが一番の予防策です。
 
 

 
 
 
 


 
 
バックナンバーの一覧へ戻る